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青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない(青ブタ) 少女たちの心の葛藤を描くSF感動アニメの傑作。その面白さをご紹介。

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引用©2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

こんにちは(#^.^#)

 

今回はおすすめ感動アニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない(青ブタ)」のご紹介と感想・面白さをお伝えしたいと思います。

 

 

作品紹介

この作品の原作は、「さくら荘のペットな彼女」や「Just Because!」なども書かれている鴨志田一氏のシリーズ作品で電撃文庫より現在10巻刊行されています。

 

テレビアニメは、2018年10月より原作6巻あたりまでの物語が放送されました。

 

現在(2020年3月時点)でも、U-NEXTさんをはじめとする多くの配信サイトで視聴することができますよ。(#^.^#)

 

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監督は増井壮一氏、シリーズ構成は横谷昌宏氏が担当されています。

 

そして、アニメーション制作は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」を制作されたA-1 Picturesさんの新ブランドClover Worksさんが制作されています。

 

OP曲
「君のせい」 歌:the peggies

ED曲
「不可思議のカルテ」 歌:桜島麻衣、古賀朋絵、双葉理央、豊浜のどか、梓川かえで、牧之原翔子

 

また、2019年6月には劇場版「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」が公開されています。

 

ストーリー

主人公の梓川咲太(あずさがわ さくた)江ノ島に近い町の高校2年生。今時、携帯電話も持たず、周囲からも、過去に暴力事件を起こしたと噂が流れた事をきっかけに、学校でも浮いた存在になっている少年。

 

そんな彼が、ある日図書館で、バニーガール姿の一人の少女に出会う。
彼女の名前は桜島麻衣(さくらじま まい)。現在、活動休止中の女優で咲太と同じ高校に通う高校3年生。図書館で咲太と目が合った彼女は「あなたには私が見えるのね。」「私には関わらないで。」と言った。

 

その言葉が気になった咲太は翌日、駅のホームで麻衣に話しかけ、彼女の身に起こっている不可思議な現象について知る事になる。

 

彼女には現在、ネットで噂の思春期症候群と呼ばれる不思議な現象が起こっていて、何故か周囲の人々には彼女は見えなくなってしまっているのだった。

 

この不思議な現象を解決しようと問題に向き合うことになる咲太は、麻衣と同じ時間を過ごす中で、彼女の秘められた想いを知ることになる。

 

 

主要登場人物

梓川 咲太(あずさがわ さくた) CV:石川 界人

本作の主人公で高校2年生。タイトルの「青春ブタ野郎」とは彼のこと。妹のかえでと二人暮らしをしていて、家では掃除、洗濯、炊事と家事全般を行いながら、アルバイトもしている妹思いの優しい兄。学校では暴力事件を起こしたと噂され、浮いた存在になっているが、本人はそれほど気にはしていない。胸にある3本の傷は自身の思春期症候群によるもの。

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引用©2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

 

桜島 麻衣(さくらじま まい) CV:瀬戸 麻沙美

本作のヒロイン。高校3年生で咲太の先輩。子役の頃から女優業をしていて、テレビでも誰もが知るほどの人気女優。ある事がきっかけで現在女優業は休止中。さすが女優だけあって、黒髪ロングのサラサラヘアーにスタイル抜群でかわいい。しかしながら、学校では逆に目立ちすぎるため、あまり他人とは関わらないようにしている。そのため、学校では孤立している。それらが重なり合って、誰にも認識されないという思春期症候群になってしまう。

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引用©2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

 

梓川 かえで(あずさがわ かえで) CV:久保 ユリカ

咲太の妹。パンダが好きでいつもパンダのパジャマを着ている。そしてプリンが大好物。中学3年生だが、学校でイジメに遭い不登校になっている。現在は、外出することもできない状態。そのため現在の人との接点は兄の咲太のみで、普段の生活は兄の咲太に頼っている。不登校になった事件がきっかけで、母が精神病を発症。そのため両親と兄妹が別々に暮らすことになった。

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引用©2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

 

双葉 理央(ふたば りお) CV:種崎 敦美

咲太の数少ない友人で、科学部の部長をしている。いつも、科学部におり、咲太が科学部を訪れると、ビーカーやフラスコでコーヒーを淹れる。咲太をブタ野郎と呼ぶ張本人。おとなしい性格だが、論理的な分析ができるため、咲太から思春期症候群についての相談をいつも受ける事になる。一見地味に見えるが、発育がよく巨乳。そのため、男子からの視線が苦手で、そのことを隠すためいつも白衣を着ている。

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引用©2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

 

古賀 朋絵(こが ともえ) CV:東山 奈央

咲太の後輩の高校1年生。背が小さくてふわふわのくせ毛のショートヘアー。実家は福岡で神奈川に来る際、イメチェンするため服装や髪型を変えた。新しくできた友人関係を大事に思っていて、そのため過剰とも言えるほど友人に固執している部分がある。友人が好きな男子から告白されることがきっかけで思春期症候群を発症してしまう。

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引用©2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

 

牧之原 翔子(まきのはら しょうこ) CV:水瀬 いのり

胸の傷が原因で入院中の咲太が、病院を抜け出し七里ヶ浜に行ったとき出会った。落ち込んでいる咲太を励ます。そのことがきっかけで、咲太にとっては初恋の相手となる。しかしながら正体は不明で、咲太と同じ高校の制服を着ていたにも関わらず、在籍していた事実がない。後に、同姓同名で容姿もソックリな中学生の牧之原翔子に出会うことになるが、同一人物かどうかはわからない。謎多き女性。

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引用©2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

 

豊浜 のどか(とよはま のどか) CV:内田 真礼

麻衣の異母妹。女優となった姉の麻衣に純粋に憧れを持っており、自身が芸能界デビューした後には先輩としての敬意も払うようになった。また、母親から代理戦争のコマとされ、日々きつい言葉を浴びせられるが、持ち前の負けん気の強さでアイドル活動に励む。ある日、母親と大喧嘩をし、姉を訪れる。そして、思春期症候群を発症してしまう。

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引用©2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

 

 

感想・面白さ

それでは、感想を交えながら面白さをお伝えしていこうと思います。
正直、この作品と出会ってすぐの頃、そのタイトルから内容を連想できず、敬遠していたんですよね。そういった意味では、タイトルから内容が伝わりにくい作品だと思いました。ですので、この記事を読んで頂いて、このアニメの面白さを是非知ってもらいたいですので、もうしばらくお付き合いの程、よろしくお願いします。(#^.^#)

 

ブコメ要素

最初に上げたいのがここ。やはり学園ものといえば恋愛要素ですよね。(#^.^#)

まずは、登場する少女たち。彼女がいる男子を好きになる片思いの恋や、友達が好きな男子から好意を寄せられ悩んでしまう子がいたり。そんな感じでいろんな恋模様が、思春期症候群という独自の表現方法でストーリーが展開されていくところがとても魅力的で、彼女たちの気持ちがほんとによく伝わってきました。

 

そして、もう一つはやはり主人公の咲太。彼のジゴロっぷりはほんとにすごいと思いましたね。何がすごいって、思っていることを全く恥ずかしがることもなくペラペラペラペラと話せるところ!一歩間違えればセクハラにもなりかねないその発言の数々はほんとに見てて気持ちのいいものがありましたね。あそこまではっきり言えるってホントにすごいです。

 

まぁ、彼はそれだけでなくとっても優しいし、きちんと誠意も見せてくれてるんですけどね。(#^.^#)

 

 

甘い言葉で口説く咲太

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引用©2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

 

 

空気を読むということ

このアニメを見て、印象に残ったもう一つのキーワードがこれかな、と思いました。

 

高校生である、彼女たちは特に学校の生徒たちとの関係を重要視するんですよね。まぁ、それはある意味、普通のことだとは思うんですが、私は社会人なので、会社の人間関係を円滑にしたいと思うのと一緒ですよね。

 

このように、人間関係に軋轢を産まず円滑に出来る人の事を空気が読める人となるんですけど、このアニメに出てくる少女たちは、みんなそういった人間関係に悩んでいて、いわゆる上手く空気が読めてない存在なのかなと感じました。

 

かくゆう私も、そんなに上手な方ではないので、彼女たちの悩みに共感できる部分も多々あったわけです。

 

そんな中、大きな存在感を見せてくれたのが主人公の咲太です。彼の性格は本当に自分が思ったことをそのまま表現できる性格を持った人物で、麻衣に対しても、ストレートに自分の気持ちをぶつけたりするんですよね。そういった意味では、ほんと周りの空気とか関係なしに行動できるすごい人だなと思いました。

 

しかしながら、彼はしっかりと大切な存在を理解していて、守りたいものをしっかりと守っている。妹の存在なんかはその大きな一つなんですが。

 

そして、私が思う空気の読むということは、

 

大切なものを守るために、必要なら空気を読もう。

 

それ以外の空気まで読む必要なし!

 

といったところです。

 

大事なのは自分にとって本当に大切なもの、守りたいものって何かってところ。
もし、人間関係に悩んでいるのなら一度大事なものリストなんかに順位をつけてメモにとってみるのもいいかもですね。

 

 

あら?見えてる?

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引用©2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

 

思春期症候群という不思議現象

最後にこれ。このアニメでは、思春期症候群という思春期に発症する病気?のようなものが存在するんですけど、その種類は様々で、他人から認識されなくなる(透明人間化)、過去のある時点まで時間が巻き戻る、自分のドッペルゲンガーが現れる、他人と外見が入れ替わる、等々・・・。

 

これは、一人の人物がいろんな症状を発症するわけではなくて、いろんな悩みを持つ少女たちが、その心の葛藤の副産物として発症してしまうんです。なので、思春期症候群の数だけ悩みも存在しているというわけですね。

 

そして咲太は、それぞれの少女の思春期症候群を治すために奔走することになるんですが、そのためには何に悩んでいるのか、どうすればその悩みを解決できるのか。そういったことを知る必要があって、そのために、少女たちと一緒になって悩みの解決策を見つけていくと言う流れになっていきます。そして、悩みが解消すれば思春期症候群も治るということですね。

 

そして、この少女たちの悩みというのが、もう大人になってしまった私自身にも、すごく共感できる部分があったんです。辛い時なんか、もう消えてしまいたいと思ったり、失敗した時なんかには、もう一度やり直せたらな~、とか思ってしまうことってよくあるんですよ。

 

で、それを体現し、発症してしまったのが思春期症候群。そして、発症してしまった彼女たちは、最終的に自分たちの現実から逃避したいという思考が産んだ思春期症候群により、結局、苦しむ事になるんですよね。

 

で、そんな彼女たちから私が学んだことは、

 

逃げてちゃダメ!しっかりと現実と向き合って前に進まなきゃだめだよ!

 

ということでした。


こうした思春期症候群という、現実ではありえないファンタジーを上手く取り入れることで、単にお悩みを解決していくという過程で終わるのではなく、現実から逃げているだけではダメなんだと言うことを、よりリアリティーのあるメッセージとして伝えてもらえたと感じました。

 

 

 

主となるストーリー構成としては、思春期症候群を発症してしまう少女が、ストーリーを進める順番に登場し、それら少女を中心とした話が3話づつぐらいで展開されていく感じなんですが、どの話も共感できる部分があり、悩みを持つ彼女たちへすんなりと感情移入することができたので、共感を覚えながら物語を楽しむことができました。そのため、各パートの最後では、とても感動することができました。(#^.^#)

 

 

あとがき

というわけで、いかがでしたか?
終盤は、結構辛い展開もありますが、本当に感動して泣いちゃいましたよ。(つд・)

 

タイトルからは分かりにくいのですが、感想・面白さのところでもお伝えしたとおり、いろんな意味で考えさせられる部分も多かった作品でした。そのため、今回はちょっと真面目な感じの記事になっちゃいました。

 

SF要素あり、ラブコメあり、感動あり。
そんな作品をお探しの方に是非おすすめのアニメとなっております。
なのでそんな作品をお探しで、まだ見ていないという方は是非一度見てみてくださいね。(#^.^#)

 

おすすめですよ!

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引用©2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

それでは今日はこのへんで。
また別の記事でお会いしましょう。(#^.^#)

 

 

駄文、失礼いたしました。∧_∧

 

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